会社にとって「なくてはならない存在」になれる
「宅建の資格取得=宅地建物取引士になる」…この魅力とは、どのようなところにあるのでしょうか。
所有者にとっては大切な宝物である土地や建物などの不動産は、購入する人や借りる人にとっても、大きな買物です。
不動産は、買ったり、借りたりした後に「あ、失敗した!」が許されないので、宅地建物取引士は大きな責任がありますが、そのぶん、不動産業界にとってはなくてはならない人材となれるのです。
活躍の場は不動産業界以外にも!
でも、宅建の魅力はそれだけにとどまりません。
平成30年度の宅建試験の受験申込人数は265,444人、令和元年度の受験申込人数は276,019人と、実に20万人以上もの人が挑戦する程人気があります。
(参照:https://www.retio.or.jp/exam/pdf/uketuke_jokyo.pdf)
そして実は80%以上もの人が不動産業界とは関係ない職業の人が受験申込をしているのです。
宅建は主要企業で推奨されている資格No.1
この宅地建物取引士という資格は、日本の主要企業で資格取得が推奨されている資格トップ3のなかでも、No.1を誇る資格で、次いで2位が社会保険労務士、3位が中小企業診断士となっています。
一見、異なる業種のように思える企業がなぜこれほどまでに宅建資格取得者を希望するか…その理由は、土地や建物といった不動産はどのような業界であっても企業活動を成長していくうえでの大切なベースとなるものだからです。
会社の資産である不動産の管理や運用を滞り無く行うためには宅建資格取得者が必要とされるので、不動産業界に限らず需要があるからです。
特に、住宅メーカーや銀行、保険会社などの金融機関では宅建資格取得者は歓迎される人材です。
もちろん、宅地建物取引を行う不動産業界にとっては宅建資格取得者は、事業所の従業員5人に1人の割合で置かなければならないことが法律で定められているので、言うまでもなく需要が高いのです。